素材へのこだわり - 農大市場 ~こころが伝わるショッピングモール~ 東京農大発株式会社メルカード

素材へのこだわり

Materials

会社概要

カムカムとは?

カムカム(学名:Myrciaria dubia[ミルシアリア デゥビア])とは、南米ペルー共和国のアマゾン川流域原産のフトモモ科に属する植物で、樹高の高い種類と低い種類があります。その中でも、ビタミンCが最も多く含まれているのは背の低い木になる実で、この品種は、自然の状態ではアマゾン川流域の流れの緩やかな湖沼の水辺に自生しており、本品にはこの品種を用いています。

雨期と乾期の水位差は10m前後もあり、雨期になると、3ヶ月から5ヶ月の間、木の全体が水没してしまい、その後だんだん水位が引いて水の中から出てくると、新芽が出てきて、葉が茂り、花が咲き、実がなります。新しい枝に多くの実がなる習性があります。
その果実にはビタミンCが2,800mg/100g含まれており、レモンの約50~80倍(品種、産地により差があります)に値し、現在地球上で知られている植物の中で最も多いことになります。

地元では、昔から果実をジュースにして飲まれていましたが、果実はとても痛みやすく、冷蔵施設がなければ、長距離、長時間の輸送は難しいため、ペルー人でもカムカムが自生している周辺地域以外の人は、その存在すら知りませんでした。 
現地の人々は、昔から、肌荒れ防止、風邪予防、便秘、肥満抑制、糖尿病・高血圧などに良いと果実を食べたり、果汁を飲んだりしていたようで、最近では、美白効果があるエラグ酸、カムカム特有のポリフェノールなど、天然ビタミンCだけでなく他の有用な成分が含まれていることが分かり、 更に多くの用途にも利用されることが期待されています。 

 「南米ペルー・アマゾン農民支援プロジェクト」に貢献しています。
 
東京農業大学OBの鈴木孝幸氏がペルーに留学した当時、麻薬の原料となるコカを栽培して収入を得ていた農家が多く、貧しさゆえにテロが多発するのを目の当たりにしていました。そんな中、農大らしく彼らを救う手段は?と考え、様々な調査を行った結果、カムカムに出会ったのです。そして、現地の貧しい自給農民の現金収入源をコカからカムカムの生産に切り替えることに成功しました。 

カムカムドリンク

カムカムドリンク
アマゾンの果実・カムカムで作られた甘酸っぱいジュースです。

江口文味噌とは?

「きのこ学」の教授江口文陽先生が考えた万能味噌です。 
ヤマブシタケを仕込み段階から混ぜ込んで醗酵させアミノ酸やうま味がたっぷり含まれた味噌です。 
味噌汁や炒め物はもちろんそのまま生野菜やご飯につけてもおいしくいただけます。

 ヤマブシタケ(Hericium erinaceum)は近年、認知症の改善に作用す るヘリセノンやエリナシンなどの神経成長因子合成誘導促進物質を含有す ることが見いだされ、注目を集めているきのこです。 
 さらに、抗糖尿病効果や血小板凝集抑制効果、免疫賦活成分によるNK細胞の増多や抗腫瘍効果なども報告されており、高齢社会に伴う認知症な どの加齢性疾患や生活習慣病などの予防と治療に役立つ食品素材としてそ 
の利用価値が高まっています。 
 しかしヤマブシタケは高い機能性を有するものの、有効量のヤマブシタケを調理品から日常的に摂取し続けることは難しいものと考えます。また、 機能性食品として錠剤等を摂取し続けるとしても安価ではありません。そ こで本開発製品は、日本人の日常の食生活に多く利用される「味噌」にヤ マブシタケの特徴ある成分を添加することを目的として、 1 日 2 ~ 3 杯の 味噌汁を食していただければ有効的な量になるような加工を行いました。 
 すなわちヤマブシタケ(子実体=スーパーなどで売られている可食部) を味噌原材料とともに発酵熟成し、ヤマブシタケの有効成分が溶け込んだ 味噌を製造したのです。 
 麹歩合が高いため短期間で熟成が可能な麦味噌を仕込み、ヤマブシタケ と味噌を共に発酵させることで得られる成分変化や機能性を検証しました。 
 成分分析はホルモール窒素やアミノ酸組成など窒素成分を中心に行い、旨味の強さにおける官能評価試験も行いました。機能性分析では日本において癌と並び三大死因と言われている心疾患、脳血管疾患の危険因子となる血小板凝集に対する効果に着目して検討しました。

機能性が高く、旨味も十分

 麦味噌にヤマブシタケを添加して共に発酵熟成させた結果、味噌自体にヤマブシタケ同様の血小板凝集抑制効果が付与され、またグルタミン酸が増加することで味噌の旨味 が著しく増進されていました。 
 これはヤマブシタケを味噌製造原材料と共に熟成させることで熟成中にヤマブシタケから効果的にグルタミン酸や血小板凝集抑制に作用する有効成分がにじみ出て、従来の麦味噌由来のグルタミン酸に加え、 
ヤマブシタケ由来のグルタミン酸も豊富に含んだ旨味と機能性の高い味噌になったためと考えています。 
 この味噌の名前は、駄 洒 落 的な要素も込めて私の名前が“えぐちふみお”であることから『江口文味噌』としました。現在、大手百貨店の髙島屋の催事において取引が行われているほか、常時販売していただいている店舗として株式会社メルカード東京農大、高崎髙島屋味百選のコーナーなどがあります。 
 この味噌は、味噌の仕込み段階よりヤマブシタケを添加することによりアミノ酸などの旨味をアップさせるとともに健康増進などへの効果も実験的に検証した製品です。また、原材料の全てについて研究室で厳選した国内生産物を用いて宮崎県霧島の加工グループに製造を委託している産学民による連携成果物なのです。なお、多くの消費者のご意見なども反映し最終段階で酒精を加えて発酵を停止することなどは一切していない無添加の味噌です。味噌などの発酵食品は健康増進に興味をお持ちの方ばかりでなく日本人の食文化にも深く関与するものであり、今後の普及に期待が寄せられています。

引用元:新・実学ジャーナル 2014.4

江口文味噌(えぐちふみそ)

江口文味噌
ヤマブシタケというキノコを混ぜ合わせ醗酵させた味噌です。

番外編

サチャインチとは?

サチャインチ

ペルーアマゾン高地が産地の、トウダイグサ科に属する樹高は2mほどの蔓性の多年生植物で、別名「インカナッツ」とも呼ばれます。
播種から6カ月くらいで花が咲き、約8か月後には直径3~5cmの星のような独特の形のさやをつけます。
はじめは明るい緑で熟すると茶褐色になり収穫時期となります。
アメリカなど海外では、「植物性のオメガ3が豊富なオイル」がとれる植物として注目されています。

サチャインチ
サチャインチ
サチャインチ
オメガ3脂肪酸とは

油を構成する脂肪酸には2つの種類があります。バターや肉に含まれる「飽和脂肪酸」と植物油や魚に含まれる「不飽和脂肪酸」です。 
オメガ3系脂肪酸はこのうちの「不飽和脂肪酸」に分類されます。 
最近はこのオメガ3系脂肪酸の機能性が注目されており、また、油のカロリーはどれも1gあたり9kcalと同じですが、オメガ3をはじめとする不飽和脂肪酸には体にたまりにくい特徴があることがわかっています。 
油っぽい、太るなど悪いイメージのある「油」ですが、「油」を避けるのではなく、どのような「油」をとるか、さらにそのバランスをどうするかが重要である事がわかってきたのです。

サチャインチオイルの成分組成などについて

東京農大のサチャインチオイルについて

農大サチャインチオイルについて

サチャインチオイルを使った特製レシピ

サチャインチオイルを使った特製レシピ

読売新聞にサチャインチについての記事が掲載されていました!

読売新聞にサチャインチについての記事が掲載されていました!

※読売新聞2015年12月6日

facebook
Instagram
X(Twitter)